喧嘩の渦中

彼と私は喧嘩の渦中にいました。
冷静な話し合いではなく、感情的に言い争っていた2人。
普段は落ち着いた関係だっただけに、このような喧嘩をすることはとても珍しかったんです。
そして、その珍しい喧嘩は私にとっては「危機的状況」だと感じていました。
しかし言い争いになりつつも、彼は何処かで冷静さを保ってくれていたようで、それが救いとなりました。
「私の事分ってない」
出会い系サイトを知ったような事を言わないで!」
などと、私はかなり感情的になっていました。
彼が何かを言うほどに
・私の事を何もわかっていない
・私の全部を知らないくせに
などと感じていました。
その時の彼の一言
「確かに君の全部は分らないよ。君だって俺の全部は分らないでしょ?俺は分らなくても好きなんだよ?」
そういわれました。
喧嘩の最中に「好き」なんてある意味反則ですよね(苦笑)
どんなに好きでも・近い間柄になっても「完全に分かり合う」ことは出来ない。
けれど、全部を分らなくたって
「今見ている相手」を好きだと思えるならそれでいい。
という事を彼の言葉から学びました。
彼とは時々そんな喧嘩をしながらも、長い間恋愛関係は続いて行きました。
彼の冷静さあっての恋愛だったような気もしています。

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